| ◆裂肛の原因と症状 |
裂肛とは「きれ痔」と言われているもので、太くて固くなった便が無理に通過したために肛門の出口付近が切れて起こる痔です。
症状としては、排便時に紙につく程度の出血と痛みがあります。裂肛が慢性化してしまうと傷口が潰瘍状になり、強い痛みが排便後も続く場合があります。 |
写真:黒川梅田診療所(大阪市)
医学博士 黒川 彰夫
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| ◆裂肛の慢性化 |
| 裂肛になると排便時の激しい痛みのために、排便を抑えるようになり、便秘となります。いずれ便秘による太く固い便を排出しなければならず、その際には再び同じ場所が切れてしまいます。この繰り返しにより裂肛が慢性化し潰瘍状になることから、肛門が狭くなったり、排便障害を引き起こし、再び便秘になるという悪循環が続きます。 |
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| ◆痔瘻の原因と症状 |




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痔瘻系統は、肛門周囲膿瘍と、痔瘻とに分かれます。この2つは別々の病気ではなく、肛門周囲膿瘍は歯状線の奥にある肛門小窩(しょうか)に大便中の細菌(主に大腸菌)が侵入し、炎症を引き起こしながら肛門周囲に拡がり、化膿性の炎症を発生させます。症状は、肛門の周りが腫れて激痛が続き38〜39度の発熱を伴う場合があります。肛門周囲膿瘍が進み、溜まったうみが出ると症状は楽になりますが、うみが出た後に肛門に向かって管が残り痔瘻となります。症状としては、常にうみの混じった分泌液が出たり、肛門の周りに、湿疹や皮膚炎などができ、かゆみや不快感を感じるようになります。
※肛門小窩:歯状線の奥にあるちいさなくぼみ。 |

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